勝負師になるために1【プロスペクト理論:卓球版】 | 『卓球三昧・卓球教室』 東京都 高田馬場・池袋の卓球場

勝負師になるために1【プロスペクト理論:卓球版】

今日は。

卓球三昧の藤井です。

勝負師になるためシリーズ第一弾。

試合で必要な要素は、技術・戦術・勝負勘(メンタル含む)の3つです。今日はその中でも最も理解しづらい勝負勘について、プロスペクト理論を交えて解説します。

卓球の得失点パターンは、4種類あります。


【自分の得点】

1、攻撃して得点 点取る(自分リスク:高)

2、ミスさせて得点 点貰う(自分リスク:低)

【自分の失点】

3、攻撃されて失点 点取られる(相手リスク:高)

4、ミスさせらて失点 点あげる(相手リスク:低)


試合時の自分の気持ちを想像してみてください。つまり、上記の4つの場面で生じる感情がせめぎ合っている状態です。

質問 2VS3

自分が劣勢の時に、相手にドライブを打ち込まれて失点した場合(3)と、相手のミスで点を貰った場合(2)では、どちらが気になりますか?

回答例1 相手のドライブで失点(3)の方が気になる。

このケースでは、下記の表3の横列、左から二マス目は、2に勝つため○。

回答例2 相手のミスで点を貰った(2)の方が気になる。

このケースでは、下記の表3の横列、左から二マス目は、2に負けるため×。

回答例3 どちらも同じくらい気になる。

このケースでは、下記の表3の横列、左から二マス目は、2と引き分けのため△。

皆さんはどのパターンですか?優勢時・劣勢時、二つの場面で、自分の四つの感情を戦わせてみてください。


【劣勢時 二流のメンタル】

劣勢の時は、失点が気になり、得点方法がわからなくなる。

【優勢時 二流のメンタル】

優勢の時は、得点が嬉しく、失点内容を忘れてしまう。

【劣勢時 一流のメンタル】

劣勢の時は、リスクを負わず自分のミスを減らすと同時に、相手のミスを誘う。

【優勢時 一流のメンタル】

優勢の時は、リスクを負い自分の得点パターンを続ける。相手の得点パターンにハマっても、自分の得点率が高い時は気にしない。

何故多くの人は、一流のメンタルを持てないのでしょうか。

プロスペクト理論をご存知でしょうか?


【プロスペクト理論】 

現状:負債なし

1、何もせず100万貰える(+100万円)

2、じゃんけんで勝ったら200万貰える(+200万円)

結果:じゃんけんをせず、100万貰える方を選ぶ人が多い

現状:200万の負債あり

1、何もせず100万貰い負債が100万に減額される(-100万円)

2、じゃんけんで勝ったら200万の負債がゼロになる(0円)

結果:じゃんけんをする人が多い

この結果からわかるように、多くの人は、負債が無い状態では、未来の大きな利益よりも、目先の確実な小さな利益を重要視する。負債がある状態では、目先の小さな利益よりも、未来の大きな利益を重要視する。

利小損大になりやすく、利大損小にはなりにくいのはこのため。

元来人間は、利益には喜びを感じづらく、損失には痛みを感じやすい。つまり、強欲・感情的・利己的・傷つきやすく・ビビリな性格ということ。

卓球に置き換えると、勝っている時に安全策を取り、負けている時に焦って追いつこうとしている状態。

その他にも、相手から受けた攻撃による失点は大きく感じる。攻撃することだけ考え自滅する。マッチポイントで勝ちを意識して緊張する。得失点パターンがわからなくなる、等々。

メンタルが絡む問題は、殆どプロスペクト理論で説明できます。

では、どのようにすれば、プロスペクト理論にハマらず試合を優位に進めることができるのでしょうか?


【一流の試合で勝つ4カ条】

1、負けていても、自分の失点原因は相手の強打とは限らない。(劣勢、二流のメンタルにならないために)

2、勝っていても、万が一逆転された時にのために、失点原因を頭に入れておく。(優勢、二流のメンタルにならないために)

3、劣勢時は、自分のミスをなるべく減らし、相手にミスをさせる。(劣勢、一流のメンタル)

4、優勢時は、自分の得点パターンを変えない。相手の得点パターンで失点しても、自分の得点率が高い時は気にしない。(優勢、一流のメンタル)


プロスペクト理論。勝負事に必要な考え方です。これを知れば、自ずと心は落ち着き、勝負強くなります。

卓球を志して四半世紀。ようやく卓球というゲームを理解し、人生との共通点を見出しつつあります。人生も一種の勝負事。実生活にも通ずる部分が多々あります。

卓球場・卓球教室
卓球三昧高田馬場店
藤井貴文

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