卓球は無限
今日は。
卓球三昧の藤井です。
先日、東卓リーグがありました。所属するウイニングクラブはここ2年程、1部になんとか残留しています。そろそろ、降格するかも?と思いきや今回もまた2位。なんとか踏みとどまりました。
以前のブログに書いた「骨盤を立てる」打法を今回、試合で初めて試してみました。いつも、ダブルスになると3球目が動けなくなり、反応がものすごく悪くなりますが、今回は違和感が全くありませんでした。長らく卓球ををやっていますが、初めての感覚でした。動作こそ学生時代と比べて遅くなっていますが、動きの効率性は上がっていると思います。
学生時代は足を使ってしっかり動きなさいと教えられてきたため、体幹で動くことが出来ていなかったと、今ようやく体感的に理解しました。年齢を重ね筋肉は落ちますが、その分正しく動けるようになれば、無理なく動けると感じます。
流石に25年も卓球をやっているために、卓球を理解しているつもりでしたが、実はまだ追求する部分は多々あるのではないかと感じます。自負があった恥ずかしさと、新しい発見の嬉しさが混じり合い、複雑な心境です。
卓球は無限です。
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藤井貴文
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コメント一覧-
藤井 領一 より:
2018年10月31日 6:04 PM
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藤井 領一 より:
2018年10月30日 9:46 AM
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藤井 領一 より:
2018年10月29日 7:28 PM
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藤井 領一 より:
2018年10月29日 12:47 AM
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藤井 領一 より:
2018年10月27日 10:15 AM
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藤井 領一 より:
2018年10月25日 12:51 PM
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藤井 領一 より:
2018年10月24日 11:16 AM
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藤井 領一 より:
2018年10月21日 8:54 AM
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藤井 領一 より:
2018年10月20日 10:37 AM
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藤井 領一 より:
2018年10月19日 2:36 PM
体幹で動く卓球をやってみました。
藤井コーチのブログを読み、骨盤を立てて(背筋を伸ばし)、体幹を意識して練習をしてみました。
■感想
1.体の重心と打球点の高さが近くなる分打ちやすい。
体の重心は臍(へそ)のすぐ下あたりにあります。
通常打球点の方が体の重心よりも高い位置になりやすいため、強打をレシーブするとオーバーミスしやすい。
直立の姿勢では体の重心と打球点の高さが近くなる分体重を利用してボールを抑えやすくなると感じます。
2.体と打球点との距離感
膝や背中を曲げた姿勢では腕を曲げた方が打ちやすいですが、背筋を伸ばした直立の姿勢では腕を伸ばした方が打ちやすく感じます。
腕を曲げて腕や肩の力で前へ押して打つのではなく、胴体(体幹)とラケットがテコの原理とスイングの遠心力によりダイナミックに打球する力が生み出される感じです。
体幹とは全身ストレッチ(筋肉のしなやかさ)と力学原理を利用した動きではあるまいかと感じます。
3.上体を倒しやすく動きやすい。
両足を肩幅位に開いた直立姿勢の場合、上体を前後左右に倒しやすく重心位置が低すぎないため動きやすい。
また左右へ来たボールの側へ片足を軽く踏み出すと丁度打ちやすい足幅になり、打球のリズムも作りやすい。
〜まとめ〜
プレーしやすい姿勢や構えは人それぞれだと思いますが、私は体幹を意識した背筋を伸ばした姿勢の方が動きやすく打ちやすいと感じました。
上記は私見です。
藤井 領一
なぜ卓球では体幹が大切か?
卓球は「狭いコート(卓球台)を挟んで対人で軽いボールを打ち合う競技」という特質があります。
卓球は極めて短い時間に近距離の対戦者間をボールが何本も行き来する競技です。
そのため、足を使いしっかり動いて大きなスイングで強いボールを打つことよりも、小刻みで小さな動きで体全体をしなやかに使って(体幹を使い)コンパクトなスイングでコントロールよく打球することが求められます。
別の言い方をすると、足を動かさなくても自陣の端から端まで概ねラケットが届く広さの競技で大きく速く動いて強いボールを打とうとしても無駄な動きになりやすく、動きの効率性が悪くなります。
(実際の試合で上記の様な動きをすると体勢が乱れたり自陣に隙ができやすく、ミスが多くなったり相手にカウンターを決められやすくなります。)
むしろ大きく動かずに相手のボールを利用して返す打球技術が重要になります。
卓球競技の特質ゆえに、体の軸のブレが小さく、瞬時に動きやすい体幹を使った動き方が大切と考えます。
上記は私見です。
藤井 領一
足を使って動くではなく、「体幹」で動くとは?
>学生時代は足を使ってしっかり動きなさいと教えられてきたため、
「足を使ってしっかり動きなさい」という助言は私が子供の頃(50年以上前)から学校の部活や卓球スクールの師弟間で伝授され続けて来た昔懐かしの名(迷?)アドバイスです。
この助言は生徒達が(体全体を使うことではなく)足をしっかり動かしボールに近づいて打球することに集中してしまい却って打ちにくく基本姿勢を乱す弊害と以下の実行上の困難があります。
▪️この助言の実行上の困難
(1)前陣の速いラリーでは相手の打球後自分が打球するまでに時間が0.2秒前後しかなく足を動かす時間がない。
(2)両足を肩幅よりも広く開き、膝を曲げ腰を落とした深い前傾姿勢では、速く足を動かすことが難しい。
(1)足を動かす時間がない
平均時速50km/h(初/中級者のラリー速度程度)の速さのボールが台の長さ(274cm)を通過するのに要する時間を計算すると約0.2秒。
陸上競技で号砲が鳴ってから0.1秒以内に足がスタート台から離れるとフライングで失格になります。
人の反応速度や判断する時間を考慮すると前陣同士の速いラリーでは足を動かす時間がほとんどないのです。
(2)深い前傾姿勢では速く動きにくい。
両足のスタンスを広めにし最もドライブの打ちやすい姿勢(最善形)で構えると以下の問題が生じます。
・この様な深い前傾姿勢では体の重心が低く安定するため、ドライブは打ちやすいが足を動かしにくい。
・無理に足を動かそうにも打球点側の足をさらに外へ踏み出すか、反対側の足を打球点側へ寄せるか迷う。
上記のいずれを選択しても、片足を動かしただけでは最善形を崩して打球することになります。
両足を動かす余裕があれば横に動いて最善の構えを作れますが、多くの場合足を2歩動かす時間がない。
→前陣で速いラリーが多くなる試合展開が予想される場合、打球するまでにほとんど動けないか、片足を小さく踏み出す位の時間的余裕しかない前提で構えの姿勢と足の動かし方/戻し方を考えておくと良いと思います。
〜まとめ〜
私は動きやすい姿勢(自然体)で構え、それでも動く時間がなく遠くのコースへ来たボールは上体を倒して腕を伸ばし(足と上半身が同時か上半身から動く)足だけではなく体全体(体幹)を使うことが大切と考えます。
上記が藤井コーチが本文の中段で書かれた「体幹で動くこと」の真意であれば幸いです。
上記は私見です。
藤井 領一
体と心の姿勢を綺麗に保つ!
以前私が別のスポーツをやっていた頃、コーチから「心と体の姿勢を綺麗に保ちなさい」と教えられました。
スポーツの大事な試合になると誰しも体が力んだり気持ちが動揺(高ぶったり落胆)して、プレーの調子が崩れることがあると思います。
上記の助言は「その様な心身ともに平静(我)を失った場合には、できるだけ早く心身の状態を基本姿勢(ニュートラル)に戻し、心と体の姿勢を本来の正しい状態に保ちなさい」という意味です。
「放松」という別の言い方(中国語)もよく使われるのですが、これは「心身ともに解き放ちゆったり(リラックス)させなさい」という位の意味で、ほぼ上記と同じ趣旨の助言になります。
スポーツに限らず日常生活の活動においても誰しも緊張や不安等のプレッシャーを感じると、失敗したり普段の実力を出せないことが多くなりがちですが、そうした時は上記の助言を思い起こされると良いかもしれません。
何事を為すにも、心と体の「姿勢」が大切と考えます。
上記は私見です。
藤井 領一
姿勢によって動きやすさが違う!
藤井コーチの本ブログをお読みになり「骨盤を立てる(姿勢を正す)」ことと卓球のパーフォーマンスとどの様な関係があるのかピンと来られない方もいらっしゃると思います。
姿勢や構えと卓球のパーフォーマンスが深く関係する例を以下に紹介致します。
平均的な大人の体格の人であれば誰でも、台の近く着いた前陣で台の真ん中近くに直立の自然な姿勢で立ち、上体を横に倒して腕を伸ばすと左右のコーナーにラケットが届きます。
しかしトップレベルの台に着いた前陣の選手同士の試合でも、左右のコーナー間を速いボールでノータッチで打ち抜かれるシーンがしばしば見られます。
一般の人よりも運動神経が良く日々長時間練習しているトップ選手が、なぜ試合で左右のコーナー間の速いボールにラケットが届かないのでしょうか?
状況によっては選手のポジショニングや姿勢に偏りや乱れがあったり、コースの読み(予測)が外れて対応が遅れたなどの理由も重なっていると推測されますが、1つの原因として「守備の姿勢」に問題があります。
実際に試してみられるとわかりますが、先ほどの普通の直立姿勢では台の左右のコーナーに容易にラケットが届きますが、両足を大きく開き膝を曲げやや深めの前傾姿勢(いわゆる卓球選手の姿勢)では上体を横に倒しにくく両サイドのコーナーに容易にラケットが届かず、普通の人では即座に動くことも難しいことがわかります。
つまり、きつい姿勢で構えているとトップ選手の運動能力や技量をもってしても左右のコーナーへ打たれた速いボール(スマッシュ)を取りにくいのです。
逆に骨盤を立てて自然な直立姿勢の方が足を動かしやすく、上体を倒しやすい(左右のボールにラケットが届きやすい)のです。
ただし、ドライブを打つ際は、やや低い前傾姿勢の方が強いボールを打ちやすいので、どちらの姿勢が常に良いとは一概に言えない(競技者のスタイルや状況による)難しさがあると思います。
皆さんも色々な姿勢でプレーを練習時にされてみて、姿勢とプレーのやりやすさには深い関係があり、どういう時にどういう姿勢をすれば良いかを整理されるきっかけになれば幸いです。
上記は私見です。
藤井 領一
下記を補足致します。
■「常に相手コートへ返球できる」ことを目指すために必要なスキル
・広い打球ゾーン(全身をしなやかに使い全てのコースのボールにラケットが届き無理なく打球できること)
・上手い打球技術(ラケットがボールに届けば相手コートへ返せる打球技術)
・基本姿勢を崩さないこと(小さく動いてコンパクトに打球した後、すぐ元に戻れること)
以下のスキルは自ら隙やミスの原因を作る、相手が反撃しやすくなる、怪我や故障のリスクがあると考えます。
・ラリー中、速く大きく動いて踏ん張って打球する動作を繰り返すこと
・無理に強いボールを打つこと
上記は私見です。
藤井 領一
一度卓球の原点に立ち返って考えてみては?
生徒さんは学校の部活の卓球に限らず、民間の卓球教室に通っても「足を使ってしっかり動きなさい。強いボールを打てるようになりなさい」と言われると思います。
しかし、卓球を上達する、試合に勝つ上で、本当のこれらが一番重要なことでしょうか?
そもそも卓球とはどういうスポーツなのでしょうか?
卓球は全身を鍛えて速く大きく動いて正確なコントロールで相手コートに強いボールを打ち込んで得点する競技という一面も確かにあると思います。
しかし、ガンガン打って攻めて負けた試合を後から冷静に分析すると、強引に打ち過ぎてミスが多くなったり、速いボールや強い回転のボールを相手コート打ち込んでも、相手から返されると逆に自分が苦しくなっていたことに気づかされます。
球技には「返球するとボールは相手コートにある」というの特徴がある競技と、そうでない競技があります。
前者の例を挙げると、ラケット競技やバレーボールの様に相手とネットを挟んでボールをラリーする競技の場合、ボールを相手コートへ返すと相手はそのボールをネットを越えて返せないと失点するリスクを負います。
また後者の例を挙げると、サッカーの場合、自陣のゴール前のピンチを守るためにボールをクリアしてもボールは相手陣まで届かず、単に失点するピンチを免れただけでその時点では相手は失点するリスクはありません。
卓球は前者の部類に属する球技であるため、相手コートにボールを返すと、そのボールを返せないと相手は失点するため、最低限の攻撃的意味(得点の可能性)を持ちます。
卓球とはどういうスポーツかという原点に立ち返って考えて直してみると、「相手コートに確実に返球する」ことが最も大切だと気づかされます。
ラケット競技は先に相手コートへ返せなかった方が失点するルールのため、「どの様なボールも常に相手コートへ返球できるスキル」が大切ということになります。
つまり、どんなに速く大きく動いて球速や回転の強いボールを厳しいコースへ打っても、相手にこちらの力を技術でうまく対応(利用)され、普通に返球されてしまえば意味がないということです。
次に「常に相手コートへ返球できるスキル」を競技者が練習する際の具体的な目標レベル(広い打球ゾーンや打球技術など)へ落とし込んでいく過程が必要と考えます。
上記は私見です。
藤井 領一
スポーツ競技の上達を目指す新しいアプローチ手法とは?
現在スポーツ競技の上達を目指す手法として、一般的には運動能力や技術や戦術の向上を図る練習が行われていると思います。
私の何度か藤井コーチのレッスンを受講させていただいたりブログをお読みして、貴職は体幹の働かせて力を生み出しつつ体のバランスを保つなど根源的な上達へのアプローチをお考えになられていると感じます。
私も長年スポーツ競技をやった経験から、従来の即効性の高い直接的な手法では限界に突き当たりやすく、各人の特徴を活かしにくいと感じます。
ではどういうアプローチをすれば良いかというと、私は「競技者各人が持つ本源的な成長力を伸ばす」手法が良いと考えます。
各競技者の強み/弱みや傾向や能力などの特徴に合わせ、各人に生まれながらに備わっている上達力や潜在力に着目し可能性を引き出していくアプローチが良いのではないかと考えます。
言い換えますと、競技者はそれぞれメンタル、体力的、さらには考え方に至るまで一人一人違う(特徴がある)ため、画一的な練習法や上達指導法では各競技者のポテンシャルを最大限に伸ばせないということです。
具体的に言いますと、センスのある生徒や選手は練習や試合でミスをすると多くの場合「なぜ自分かミスをしたか、どうすればミスを減らすことができるか」を同様のミスを繰り返す中で本能的に自分で察知します。
そのような本人に生来備わっている自然に上達して行く力(免疫力のようなもの)を活かし、各人の能力を伸ばしていければ良いと考えます。
私の見解ですが、上記の様な新しいアプローチ手法の1つが「体幹の活用」であると位置付けています。
上記は私見です。
藤井 領一
体幹を使うコツとは?
体幹とは体の幹(胴体)の部分を指すことは想像に難くないと思いますが、体幹をうまく使うにはどうすれば良いのでしょうか?
体幹を鍛えたり使うコツを覚えるためには、体幹トレーニングやヨガ教室に参加されると良いと思います。
体幹を鍛えるには多くのポーズがあるのですが、代表的な例として「プランク」と「コブラ」を紹介致します。
1.プランク
(1)(※うつ伏せ)になり、両手両足を肩幅に開く
(2)(※両方の)肘(前腕)と足のつま先を床(ゆか)につき、肘から先(前腕)を床について体を支える
(3)体のラインがまっすぐ一直線になるように維持する
※(1)うつ伏せ、仰向け、横向き、(2)両方の肘&つま先を着く、片方の肘&つま先をつく(片方を浮かす)などのバリエーションのポーズが多数あります。
ヨガのスフィンクスのポーズを背中のラインをまっすぐにした感じのポーズです。
床に肘(前腕)をついた腕立て伏せのポーズと説明した方がイメージしやすいかもしれません。
2.コブラ
(1)うつ伏せになり、両手を胸の横に置き、両足を肩(腰)幅に開く
(2)両手で床を押して腕を伸ばして上体(下半身は床につけたまま上半身)を起こす
(3)体のライン(上体)は背中を反る形を維持する
ヨガ教室では上記のコブラのポーズから両腕を曲げてつま先立ちし、床すれすれのまっすぐな姿勢で身体を数秒間維持した後、両足をジャンプさせて手の近くへ寄せ直立する流れが多いと思います。
〜まとめ〜
藤井コーチの仰る「骨盤を立てる」は極端に言うとヨガのコブラのポーズの様に背中を後ろに反る姿勢を指していると理解しています。
(コブラなどはやや上級者向きなので、最初はヨガの初級コースから始められた方が良いと思います。)
私の見解になりますが、体幹を使うコツとしては(胴体ではなく)身体の末端を支柱にし、できるだけ身体を伸ばしてまっすぐにすることにより自ずと端から端まで体全体の筋肉(全身)を使う形になると考えます。
なぜなら、全身の筋肉をバランスよく使えないと身体をまっすぐに維持することができないからです。
上記は私見です。
藤井 領一
藤井さん
こんにちは。涼しくなりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
藤井さんも歳を重ねられて新しい発見があるとのことですが、私の様な初老の域に達するとさらに別の(中高年の)視点から物事が見える様になります。
姿勢や動き方は基本やセオリーは色々ありますが、それらを踏まえて競技者の方々が目的に合わせて自分のやりやすい様にされると良いと思います。
若い時は体力に自信があるため、目先の試合のパーフォーマンスにこだわり力一杯プレーしがちですが、後から考えるとそれは少し危ういところがあったと感じます。
スポーツの場合、怪我や故障、重度に疲労するリスクが小さくなる様にプレーすべきと考えます。
無理なプレーにより大きな怪我や故障をすると、長期間治療を余儀なくされたり、最悪スポーツや運動ができなくなったり後遺症が残る場合もあります。
ではどうすれば良いかというと、「心身ともに余裕を持った状態でプレーする」と良いと思います。
私は状況によりますが、できるだけゆったりと動き、力まずに自然体で頑張り過ぎないプレーを心がけます。
私の場合は、体の重心や力学的な力のかかり方を利用して、できるだけ身体を伸ばした状態でプレーする方が体幹を使っている感触があります。(体幹を使っている実感は人それぞれ違うかもしれません。)
そうすると必ずしも良いパーフォーマンスが出やすいわけではありませんが、そこを練習による技術と慣れで補うという考え方をしています。(あえて安全な遠回りの道を選ぶことにより技量の向上を目指します。)
急に速く大きく動き急停止して踏ん張ると体に大きな負担がかかり危ないので、体に負担がかかり過ぎない動き方、体の使い方をしてプレーした方が良いと考えます。
試合になると誰しも熱くなりがちなので、末長く安全にスポーツを楽しむには一歩引いた(無理しないという)視点が必要だと思います。
私には貴職の仰る「骨盤を立てる」意味は正確にわかりませんが、逆に前かがみ(猫背)の姿勢の癖が付くと将来身体上の問題が出やすいため、できるだけ体を真っ直ぐにした良い姿勢でプレーした方が良いと考えます。
上記は私見です。
藤井 領一