365日計画 | 『卓球三昧・卓球教室』 東京都 高田馬場・池袋の卓球場

365日計画

今日は。藤井です。

先日、全日本クラブ選手権の予選がありました。残念ならが予選通過ならず、久しぶりに悔しい思いをしました。

試合前は大分練習をやり込んだつもりですが、調子が出てきたのは最後の数本で、試合内容・体のキレ共にイマイチな試合でした。技術的な部分よりも、体力的な部分にだいぶ衰えを感じました。

一念発起し、エニタイムフィットネスという24時間のスポーツクラブに入会しました。来年の予選まで基礎体力をつけるべく、これから365日1日最低30分、筋トレ・ランニング・練習の少なくとも一つに取り組みます。

英語の勉強を兼ねて海外の成功した経営者のスピーチを聞くことがありますが、筋トレやランニングを毎日している人が多いことに気づきます。やはり、そのような人たちは日々の小さな積み重ねと健康の重要性を理解し、日々実行しているのだなと感じます。仕事も卓球も勉強もその点では同じですね^^

引き続き英語の勉強を継続し、トレーニングも日々のルーティーンに組み込んでやっていきたいと思います。

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コメント一覧

  1. 藤井 領一 より:

    Q.卓球が上達するための技術は何か?

    この命題を考える前に、まず最初に卓球という競技の特徴を確認しましょう。

    ■卓球の特徴
     卓球の速いスマッシュは時速100km程度です。

     仮に平均的にこの半分の速度(50km/h)でボールが行き来するとした場合、秒速13.88..mなので
     縦2.74mの卓球台の端から端までボールが届くのに僅か0.197秒(約0.2秒)しかかからないのです。

     相手が打球後、コースや球種がある程度読めて打球動作を始めてから打球する迄の時間はさらに短くなります。また、人間が動作を起こそうと思ってから実際に反応するには一定の時間を要します。
    (陸上競技では号砲から0.1秒以内に反応するとフライングになります。)

     前陣型で相手の打球後0.2秒以内にボールを見てコースや回転を判断し、体がそれに反応して、ラケットをテイクバック後スイングして打ち返すのは時間的に至難の業だということがわかります。
    (スマッシュレシーブの場合、さらに時間が短くなるので、まさに神業です。)

    ■上達するための技術
     相手が打球後僅かの時間に巧く打球するためには、以下の技術が必要です。

    1.タイムリーに打ち返す技術
     野球のストライクゾーンと同様、卓球においても打ちやすい打点は凡そ決まっています。
     仮に時速50km(秒速14m)のボールが体の横を通り過ぎて行く場合、ボールが打ちやすい所を通るのはほんの一瞬です。

     つまり、ボールが打ちやすい所を通過するのにタイミングを合わせて打球するにはタイムリーに打ち返す技術が必要です。

     タイムリーに打ち返す技術を身に付けるには、打球に対する反応速度を早くしたり体の力を抜きスイングをコンパクトにするなどに留意して十分に練習することが大切です。

    2.動かないで打ち返す技術
     上記の卓球の特徴で説明した通り、相手が打球してから僅かな時間でボールが自分の方に到達するため、台に付く前陣の場合、ほとんど動いて打球する時間的余裕がありません。

     従って、相手が自分から遠い所に打った(速い)ボールを動かないで打ち返す技術が必要です。
     
     また、相手からどこに打たれても動かないで打ち返せるためには、台の中央近くに構え、体の左右に打たれたボールは素早く両ハンドで処理する技術する必要です。

     できるだけ動かないで打ち返す卓球には、ミスを減らす以外に早いタイミングで相手に返せる、続けて打ちやすい(ポジションがずれにくい)、体力の消耗を抑えるなどの効果があります。

    3.打点を揃えて打撃の型を使って打ち返す技術
     卓球が上達するためには、できるだけ得意な打ちやすい所に打点を揃えて打撃の型(打法やフォーム)利用して打ち返すことが大切です。

     打ちやすい打点と有効な打撃の型のいずれが欠けてもミスが増えたり決定打を打ちにくくなります。

     相手の多種多様なボールに対してバラバラの打点(例えば全て頂点)で型に拘らないで自由に思い切り打つと安定性がなくなります。

     一定の打点と打撃の型を組み合わせた「形」を利用するのが上達の近道(コツ)と言えると思います。

    上記は私見です。皆様の御参考になれば幸いです。

  2. 藤井 領一 より:

    最近卓球三昧さんのブログを見ると試合に負けた話があったり、少し心苦しく感じます。

    皆さんが試合で(できれば楽しみながら)もっと確実に勝てる方法がないか考えてみました。

    試合で確実に勝つには攻撃力と守備力(両方)を常に高いレベルのパーフォーマンスを出せる仕組みにする事と考えます。

    勝負をかけて回り込んで強打を狙う様な個別の攻撃や無理して飛びついたレシーブが運良く返る様な個別の守備が散発的に出る卓球は努力は立派ですが試合で確実に勝てるとは限らない気がします。

    ではどうすればよいかというと、オフェンスとディフェンスをシステム化(仕組みに)する事です。

    なぜかというと卓球は極短時間にボールが行き来する間に瞬時の判断と対応が求められる過酷な競技であるため、想定される状況で基本的に機械的にこう攻める/守ると事前に決めて十分に練習しておくのが試合で一番判断に迷わずミスを少なくできるからです。

    オフェンス(攻撃)について言うとドライブ等の打法とか、回り込みのフットワークとか、個別の型(形)を用いた個別技術単発で決める発想ではなく、個別の型を組み合わせて確実に仕留められるよう連続した攻めのパターンごと練習で身に付けてしまった方が試合で使えると思います。
    練習は非常に強い相手を仮想して行います。通常決まる様なボールも返ってくる前提で練習します。

    強打一発で決めようとすると確率が悪く(調子の波が大きく)なりがちなので、無理をしないで厳しく攻め続けて相手を追い込んで得点率を高める攻撃パターンで機械的に攻めるのが良いと思います。
    例えば相手を左右に振りながら逆モーションで相手の動きの逆を突くのは理にかなった攻め方です。

    ディフェンス(守備)について言うと、基本的にゾーンディフェンス(大きく動かないでこのコースに来たら、どちらの手でこう返すと予め決めておく)をベースにした方が隙ができにくく判断に迷わないため返球率を高めやすいと思います。(体力の消耗や故障も少なくなります。)

    攻守をシステム化すれば練習をパターン化でき、そこに個別技術の練習を織り込めるため、練習時間が少なくてすむ(より少ない練習で技術を連携した運用能力まで身に付く)メリットがあります。

    卓球に限らず何事もシステム化することのメリットは大きい(卓球の精度・勝率は上がるでしょう)ですが、卓球が精密機械のようになりつまらなく感じられる方がいらっしゃるかもしれません。

    その場合、基本的にシステマティックな卓球をやり、勝ちが見えたらちょっと遊びを入れる戦い方をすれば勝利と楽しさを両立できるかもしれません。

    上記は私見です。皆様の御参考になれば幸いです。

  3. 藤井 領一 より:

    皆さんの中には自分は本当はもっと試合で勝てるはずなのになぜか勝ちきれないで悩んでいらっしゃる方もおられると思います。

    自分の経験から言わせていただければ、そういう時期は一度プレースタイル等を見直されることを考えてみられてはどうでしょうか?

    プレースタイルとは戦型や攻撃型/守備型はもちろん含みますが、もう少し具体的なプレーのスタイルをイメージする必要があります。

    例えば、今迄一番打ちやすい所(中陣)でフォアハンドのドライブ主戦(攻守)型だったのを早い打点(前陣)で両ハンドでカウンターするスタイル(攻撃型)へ変更するなどが1つの例です。

    これなら試合で勝てるというプレースタイルのイメージが固まれば、そのスタイルを実現するために必要な技術と戦術は何かを考えます。

    卓球の場合最も大切な技術は打法だと思います。プレースタイルを変更する場合、主要な打法を何にするか(複数も有り得ます)につき、そのプレースタイルの場合にその打法の威力、安定性、使いやすさ等をよく考慮した上で(コーチと相談して)決めた方が良いと思います。

    必要であればラケットやラバー等用具も適したものに見直しましょう。新しい技術や考え方を学んだり、色んなボール・練習方法に慣れるためコーチも時々替えた方が良いかもしれません。

    卓球に限りませんが、どのスポーツも正しいはしごを登らなければ頂上へ辿り着かないと思います。

    皆さんが今後活躍されることを期待致します。

    上記は私見です。皆さんの上達のヒントになれば幸いです。

    藤井 領一

  4. 藤井 領一 より:

    理論派の藤井コーチのブログなので、卓球の原点に立ち返るような話をしましょう。

    卓球のボールを打つには力が必要ですが、いったい何の力でしょうか?

    自分の力に決まっているじゃないかという人はもう少し落ち着いてよく考えて下さい。

    ■ボールを打球する源になる力
    1.慣性系の力(直線運動)
    2.遠心力(円運動)
    3.作用反作用
    4.摩擦力
    5.重力

    私が見る限り、ボールを打つ際には上記の5つの力が複合的に合わさっています。

    ラケットを上から下へ振り降ろすように打つカットやスマッシュは重力(ラケットの重み)をも利用して打っているので、上記5つの力を全部利用している場合があります。

    ドライブはラケットをやや下から上へ振り上げるので重力に逆らってスイングする打法と言えます。
    パワフルな裏ソフトのドライブは上記4つの力が重力を陵駕してボールに強い力を与えます。(そのため打つ時に幾分パワーが必要になります。)

    テニスや卓球の教室で「スイングの最大加速度のところで打ちなさい」とよくコーチに言われますが、それは加速度がボールに与える力の源(力は質量と加速度の積、F=ma)になっているからです。

    卓球で裏ソフトを使っている人が多いのも大きな摩擦力が得やすいからで、これもボールに与える力と関係しています。(反面、ボールの回転の影響も受けやすいので一長一短ですが)

    作用反作用はボールをブロックするだけでも働きます。これは当てただけでラケットがボールに押された力と同じ力でボールを押し返すからです。(その証拠にブロックした際、手に力がかかるはず)

    強いボールを打つ際に特に考慮すべきは慣性系の力と遠心力です。

    慣性力は動いている物体は(永久に)同じ運動を続けようとする性質です。空気抵抗を無視すれば運動エネルギーは保存されるので、速くスイングして、しっかり当たればボールは速く飛びます。

    遠心力は(楕)円を描くようにスイングする場合にかかる力です。スイング中にラケットを手から離すと円軌道の外側に向かって飛んで行きますが、この時にかかる力です。

    (遠心力)F=mv^2/r=mrω^2

    遠心力は速度の二乗に比例し、円の半径に反比例しますが、スイングの半径が長くなればラケットの速度が速くなるのは当然なので、同じ角速度(ω)でスイングした場合、遠心力は半径に比例すると理解した方が実感に近い理解の仕方と考えます。

    体(上半身、腰、下半身)の動きに連携して肩と腕を使ってラケットを振ればスイングになります。
    それでもボールは飛ぶのですが、打球する瞬間に腕と手首をしなやかに利かしてスイング軌道方向にラケットを加速する動き(力)を加味すれば、ボールに与える力はそれだけ大きくなります。
    (上級者ほどこのプラスαの動きが巧いように見受けられます。)

    打球時に体が硬くなったり力み過ぎると、腕と手首をしなやかに使ってスイングを加速しにくくなるので、逆に速度と回転の強いボールが打ちにくくなると思います。
    そのため、力まないで良いスイングで強いボールを打つ練習をした方が上達しやすいと考えます。

    上記は私見です。皆様の御参考になれば幸いです。

    藤井 領一

  5. 藤井 領一 より:

    全日本クラブ選手権の予選、残念でした。来年は是非頑張って好成績を残して下さい。

    最近、強い人と試合をすると以前と卓球が随分変わってしまったと感じます。

    昔は台から出ない短いサーブの方が打たれず安全だったのですが、今はフォア前はフリック、バックとミドル前はチキータで打たれます。
    (最近はサーブの回転と球速が落ちた分、2球目攻撃がやや決まりやすくなった。)

    ツッツキや後ろのカットの下回転系のボールは大きく失速して止まるように浮きやすく、打たれやすくなりました。

    ボールの回転と球速が落ちたため、昔のように台をすべるような切れたツッツキやカットを打つのは難しくなりましたが、ストップは短く止めやすくなりました。

    昔の感覚でボールをつないでしまうと、回転と球速が落ちているため打ち頃のチャンスボールになって相手に強打されやすくなりました。(コースを狙って打たれないようにつながないといけない。)

    上のレベルで勝ち抜くには、極力ミスをしないこと、読まれにくいこと、スピード系の技術(フリック、スマッシュ、プッシュ等)を安定して使えることなどが重要になってきていると感じます。

    具体的に言うと、相手から少し浮いたボール(台上20〜30cm)が来た時に、打てないことはないが安全に行こうとして打球点を下げてドライブしちゃうと、今の卓球では勝ちにくくなっています。

    最近の卓球では少しでも甘いボールが来れば、すかさず早い打球点でスマッシュ性の強打で確実に決められる選手が勝ちやすくなっています。(これは練習が必要です。)

    プラスティックボールになって回転と球速はやや落ちましたが、その打ちやすくなったボールをすかさず強く打って決めないと勝てなくなったという意味では逆に厳しくなったと感じます。

    昔のように強いドライブを打ち続けていれば比較的簡単に勝てた頃と比べると卓球が難しくなったと思います。

    私のように粒高のカットの場合ドライブの回転がやや弱くすべりやすい今の卓球はやりにくいです。

    ボールが変わると卓球(技術や戦術など)も変わります。それに合わして日々のレッスン内容も変えていかないといけないと考えています。

    上記は私見です。皆様の御参考になれば幸いです。

    藤井 領一

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